ヤクルト - 人的補償で奥村内野手を獲得
大方の予想では投手だ外野手だと意見が飛び交っていたようだが、
獲得したのは内野手だったというオチ。
しかも今年高卒2年目を迎える19歳というピチピチときたもんだ…
自分もほとんど名前程度しか知らなかったので、ちょこっと調べてみた。
父が甲西高校野球部監督の奥村伸一。
ちなみに父の伸一氏は
現役時代プリンスホテルで宮本慎也と一緒にプレーしていたらしく、
宮本も奥村選手のことを良く知っているらしい。
日大山形に進学、1年からレギュラーで3年の夏には4番ショートで活躍。
18Uワールドカップ代表にも選ばれている。
13年のドラフトで巨人から4位指名で入団。
14年は2軍で主にセカンドで86試合に出場。
.212、2本、20打点の成績を上げ、
フレッシュオールスターにも出場している。
まだ1軍の出場はない。
シュアな打撃と守備の評価が高く
巨人でも期待の若手だったようだ。
1年目の使い方を見ても、
将来のセカンドとして球団からも期待されていたと思われる。
ヤクルトとしてもすぐに1軍の戦力になるわけでもないし、
巨人としても戦力ダウンになる訳でもない…
ただこのような選手を獲られるのが、ある意味一番堪えるような気がする。
1年間将来を見据えて育成し、
今年はどれだけ成長するだろうと思ってたところで移籍。
「何やってるんだか」と思う関係者も結構いるんじゃないだろうか。
奥村選手はまだ若いし、この補償の答えはすぐには出ない。
まずはファームで順調に成績を上げていけるかどうかに注目しよう。